🇹🇭タイツアー②
昨日は空港からそのまま下北沢に出勤。からの下北沢に新しく出来たライブハウス"近松"へお祝いの挨拶に。そのまま渋谷LUSHのアニバーサリーパーティでかたしょとDJ。ちゃんぽんして二日酔い。日本に戻ってきた感じ。
タイの話に戻る。
2日目。
そのままHua-Hinのホテルに泊まって移動開始。結構時間にはルーズ、というか気にしすぎない感じ。やりやすかった。笑
(吉田と朝飯食った写真)
Bangkokに戻ってParking Toysというライブハウスに到着。この日はライブはなかったんだけど、The Driversがライブだったのでそれを見ていくことにした。みんなでビリヤードしたり、楽しかったなー。
ライブ終わって打ち上げ会場に移動。床屋とバーが併設されているところ。つまりはBarber Bar。ここしかない!という勢いで髪を切ることを決意。怖かったけど、まあ髪型なんて慣れでしょ!ということで。(慣れるのに時間かかったけど)
ほんでレストランに移動して飯食って、そこから宿泊先へ移動。air b'n'bなんだけど、すげえいい家だった。3階建。10人での共同生活が始まった。終わって見て分かったけど、この共同生活ってのが、ぼくらのグルーブを確実に高めてた。楽しかった。俺はONTCのグロ君と6日間同じベッドで寝たよ♡
3日目
起きてタイのベトナム料理屋で昼飯。そのままインディーズを扱ってくれるCDショップへ僕らのCDを置いてくれるようにお願いする、いわゆる挨拶周りみたいなのをした。
俺の音源としてあるのがうすしおのCDのみだったので、タイでうすしおのCD買えます。笑
2軒目のレコ屋でレコードも買っちゃった。たぶん日本で買うより安い。かなり。おそらく。
ほんでDriveんちに移動してBBQパーティ。合間合間に5/24のライブのプロモーションのためのインタビューを受けて。アコギ取り出したら最後、ほらパーティは終わらねえ。日本語英語タイ語で下ネタソングで盛り上がる。下ネタは世界を救う。普通に作りかけの曲とかの相談をみんなでしたのもよかったなー。ほんで帰宅。この日グロ君はベッドから自ら降りて、ずっと床で寝てました。色々心配になりましたが、無事に朝を迎えました。
4日目
この日はプロモーション用のライブ映像の撮影。バンドだけだったから俺とジンは無かったけど、タイのスタジオ(結構いいリハスタ)を見れたのは良かったなー。置いてあるアンプもめっちゃ良かった。風のギターの音がめちゃくちゃかっこよかった。まあ風に関してはいつでもかっけえ音出すんだけど。みんなが撮影してる間に新曲を完成に持ち込む。うん、いい感じ。
ほんで移動して飯。食ってからライブ会場12×12(twelve by twelve)に移動。なんかめっちゃパーティーカーで移動。ウーハー。EDMかけた。
12×12はオーナーの人が日本の方で、店の隣にも日本の方がやっているバー兼ゲストハウスみたいなのもあった。海外で日本人に会うと安心する、反面、なんか萎えてしまう部分もある。夢から覚めるというか、そういう感じ。でもやっぱりサッポロ生ビールは美味かった。
俺の写真はなかったのでジンのライブ。ジンは2年前くらいにタイで音楽活動してて、その時に初めてライブしたのが12×12だったそうな。良き話。
下北沢で知り合ったジンさん(タイに9年くらい住んでる元バンドマン/現タイと日本のバンドを斡旋する仕事の方)ともここで再会できた。来てくれてありがとうございました。
この日は早めに帰宅。ハウスでコンビニご飯を買って早めに就寝。翌日が一番おっきなライブをNIPPON CONCERTということで。
物語はいよいよ5日目へ突入!
続く!
🇹🇭タイツアー①
ただいま日本。
というわけで長かったタイツアーから帰国しましたちょうど今なう。まず一番最初に感動したのはやはりトイレだね。日本のトイレ文化は世界トップレベル!ありがとう!TOTO!
5/20〜5/31までタイにいたのですごく長くなりそうですが、振り返りスタイルで、ツラツラと書いていきますね。ダラダラスタイルで。自分の記憶の整理のためでもあるんで。んで最後に総括出来ればと。
1日目
出勤後から朝まで飲んでてそのまま始発で成田空港に向かう。成田エクスプレス、素晴らしい。空港についてチェックイン。集合時間に誰も間に合ってない。なるほど、俺がしっかりしなければこのツアーは崩壊するな、とここで一度思う。
ONTCとwalkingsと集団パラリラ(以後ジン)と合流。チェックインを終えて色々パスしてったらあっという間に出発時間だった。搭乗ゲートに一番近い吉野家で最後の日本食を、うちらが乗る飛行機の美人CAに見惚れながら、食った。すけべ心ってのはやっぱりグルーブ高めるんだな。
なんやかんやで8時間くらい?かかって到着。天気のせいで遅れて到着。税関手こずる。荷物出てこない。など、タイの洗礼を受けながらなんとか入国完了!
タイのイベントチーム"GOODERS"と合流。空港の外はめちゃめちゃ暑くて、修行かと思った。黙って立ってるだけで汗がダラダラ出てくる感じです。
GOODERSのみんなを軽く紹介しときます。
Prow (右から4番目 扇子)
女社長 ツアーのきっかけをくれた子
Drive (1番左 パラソル)
The DriversのVo.でProwと一緒のリーダー格
Dew (左から4番目 上裸ハンズアップ)
Driveの兄貴で同じバンドでKey担当 ウケる
Proy (右から2番目 ダブルピース)
Prowの妹 元気いっぱいでムードメーカー
Smile (右から3番目 サングラス)
名前の通り笑顔が素敵でみんなの癒し系
Nan (1番右 サングラス)
ずっしり構えてる系女子 頼りになります
基本はこの6人。この後の話にも出てくるので覚えといて。まあ無理か。でもなんとなく想像して読んで。とにかくみんな良いやつ過ぎて恐縮するくらい。
初日はとにかく移動移動。BangkokからHua-Hinというビーチに向かう。そこで野外イベントでライブさせてもらえるという流れのはずが、飛行機の遅れと渋滞ともろもろで、ギリギリ間に合って2曲ずつ演奏させてもらいました。
ほんでまたすぐ移動!初のタイ飯!
打ち上げ的なね。あ、この手前の太ってるのがBallというPAの子で、めっちゃ良い音をこのツアー中ずっと提供してくれたナイスガイ。笑い方がめっちゃウケる。
すぐ移動!
初日の宿泊場所へ。
これは朝だけど、最高の場所でした。
みんなでよる遅くまでビール飲んで、言葉通じにくいなかインディアンポーカーやって、もちろん僕ら日本人同士もこの一夜でかなり仲良くなった。長いツアーの始まりがこういう始まり方でよかった。僕らは最高のスタートを切れた。
これがまだ1日目。やばい。思い出すことがたくさんあり過ぎて、まとまらねえ。笑
でも全部書くね。なんとか。
とりあえず①はこれで終わり。
To Be Continued.....
タイと俺。
チャチャイさんとトンチャイさん。
これが恐らく俺の人生の中での、初めてのタイとのファーストコンタクト。5歳くらいの時。うちにホームステイしに来たチャチャイさん。そしてそのタイミングで知り合いの家に来てたトンチャイさん。もはや記憶も曖昧だし、母親に言われなかったら思い出すこともなかったかもしれない。タイとは何か?と問われたらチャチャイさんとトンチャイさんだった。
今週土曜日の朝、俺はタイに歌を歌いにツアーに行く。こうして、いわゆる、オフィシャルに海外で歌うのは初めてだから、ワクドキである。
系列店であるTHREEというライブハウスが、俺の働いているBASEMENTBARの隣にある。タイのYouTube番組のディレクター?から日本のライブハウスを取材したいとのメールが届いた。そもそも"ライブハウス"という文化が日本独特のものだ、ということで、そのシステムや内容に関して興味があるとのことで、英語がある程度話せる俺が対応することになった。
取材、いわゆるインタビューを外国語で答えるっていうのはとても緊張した。変なこと言えないなと。タイの人だったけど、英語ではなしているときに、英語ってすげえなーって思ったし、タイ語を話せない自分を悲しんだ。
"タイのバンドを日本でライブさせてあげたいんだけど、誰に相談したらいいか?"
と質問されて、すぐに出演してもらうことにした。なんつうか、タイミングってか、縁、というか。そういうやつじゃん。と思って。
ちょうど一年前くらいの2016年6月に、タイのバンド The DriversというバンドをBASEMENTBARに招いた。日本の大学生にパッタイのフードの出店を頼んだ。自分も出演した。とっても素敵な夜になった。今度はタイに呼ぶね、と言ってくれた。社交辞令的な、アレかと思った。
そんなこともあったなー、くらいに思ってたし、タイといえば、パクチー!と即答する俺になってきた頃、メールが届いた。
"そういえば、こないだ話したタイのライブの話なんだけど"
素直に嬉しかった。社交辞令なんて、日本だけじゃん、って思ったしやめなきゃって思った。
俺は即答。イエス。アイドゥラブトゥ。当時バンドで動いていたので、メンバーにも相談。曖昧な答えのままバンドは解散したので、ソロで行くことが決まった。タイのみんなはソロでもいいからきて欲しいと言ってくれた。最高だ。
そんなこんなで明後日のこの時間には俺はタイにいるんだ。小さいきっかけで繋がったことが、どんどん膨らんで大きくなっていくのはすごく嬉しい楽しい大好き。まさにDREAMS COME TRUE。
絶対、象に乗ってくるね。
最高な君、最高な俺。
久しぶりに会う人と話をすることで、今の自分の存在意義を再認識することがある。"ああ、今日こうして一緒にコーヒーを飲むために、今日まで生き延びて来てよかったな"と、大げさに言うとそんな感じ。
今日5〜6年前の下北沢で対バンしたBasil(今はもう解散してしまった)という札幌のバンドのベーシストだった越智くんと、下北沢でコーヒーを飲んだ。きっかけはツイッター。タイムラインに流れて来たツイートから彼のアカウントにたどり着いた。最初は自信なかったけど、名前に"ファンク"と入っていたので間違いないと思った。フォローしてフォローバック。DMしてLINE交換。お互い興奮してたんだと思う。スムーズに事は進んだ。
南口に着いて、お互いを認識。スライのFreshを聴いてたイヤホンをむしり取って、抱き合った。アメリカかよって思ったけど、全然恥ずかしくなかった。たぶん向こうもそうだと思う。
ちょっと歩いてランチセットを頼んだ。"トゥデイズパスタ"はツナとマッシュルームのトマトソースだった。俺はカルボナーラを、越智くんは"トゥデイズパスタ"を頼んだ。セットのアイスコーヒーは先にもらった。
2011年の3月、下北沢club251で対バン。2011年9月、うすしお企画で新宿JAMで対バン。2012年4月札幌SOUND CREWで対バン。思い出せる範囲(めっちゃググった)で、それ以来の再会だった。札幌の打ち上げで食べた油そば屋の名前を思い出せてよかった。(米風亭)
"今だから言えるけど、俺初めてうすしお見た時泣きましたもん!"
出た!"今だから言えるけど"のやつ!ずるいやつ!このパターン!だったらその時言えよ!と思うけど、大体いつも言われて嬉しいやつ!
当時21歳とか22歳とかそのくらいの時に見たBasilとなかにしりくトリオ(Basilがバックバンドのなかにしりく君のバンド)は本当にセンセーショナルだった。同世代のバンドでこんなに上手くて音楽的に豊かでかっこいいバンドいるのかよ!悔しいけど嬉しい!そんな感じだった。
お互いにそうやって感じ合えてたのはとても嬉しかった。それがこうして改めて、下北沢で、共有出来たのも、嬉しかった。
昔の話も大概に、今のお互いの音楽の話をしたり、札幌には帰ってる?とか、こないだ俺札幌行ったなーとか、東京には慣れないっすとか、やっぱ歌は言葉だよなーとか。色々話した。
こっけんろーるの解散後のことは、このブログでは何も触れてなかったけど、1人でやるってのはやっぱり大変で。その分やりがいがあるし楽しいけど。でもその大変さってのは、それぞれがちゃんと乗り越えていかなきゃいけないもんだし、音楽を色んな人と一緒にやるには、1人で自分の音楽に向き合うことは欠かせないことなんだなーと。2人で話して、出て来た結論。頑張ろうぜ、という極論。
冒頭でも書いた、自分の存在意義の確認。それって久しぶりに会う人との話に限らず、日々、周りにいる人達との関わりの中で、できることなんだな。毎日顔合わせる人や場所。それらを必要としている時、向こう側から見ても、必要な自分なんだ。というか、そうあって欲しい。そして最高であって欲しい。最高なあなたでいてもらうために、最高な俺でなくてはいけない。そして最高な俺であるために、あなたも最高であってくれ。そういうことだった。
越智君を下北沢の駅まで送って"今度は家に遊びに行くね。たくさん音楽を聴こう。"と約束した。改札に入る背中を見送りながら、有意義な時間だったなってのと、俺も"トゥデイズパスタ"にすれば良かったなと、思った。
春ですね。
下北沢にて
日が変わって(しまった)、今日、12/3は"下北沢にて"という都市周遊型サーキットフェスに出演する。
このイベントはTHEラブ人間というバンドが始めたもので、今では本当に大規模に色々な人を巻き込んで開催しているイベントだ。下北沢を中心に活動しているバンドにとっては、少なくとも僕にとっては、憧れのイベントだ。職場の先輩でもあるTHEラブ人間のオンドラムス服部健司が身近な距離にいるということが、僕にとっての"にて"をスペシャルなイベントにしている1つの要素であることは間違いないと思う。
THEこっけんろーるBAND名義で出演したのは去年が初めてだった。本当に嬉しかった。冗談半分、いや冗談1割くらいで、2年間くらい健司さんや他のメンバーに『日程は空いてるんでいつでも誘って下さい。100人呼べばいいんすよね?』みたいな話をずっとしてた僕は、最初に誘われた時に本当に信じられなかったっす。あ、敬語になってしまった。
下にて初出演、下北沢デイジーバー。想像以上に集まってくれた人達に驚いた。とても楽しく演奏できた。忘れがたい、一日だった。
解散が決まって、THEラブ人間"俺の親友"ツネモリサワ氏にお誘い頂いて、今年もギリギリ、出演が決まった。いろんな意味でギリギリだね。出たくない時なんてないのに。本当にありがとうございます。あ、また敬語になってしまった。
お神輿を担いで下北沢を練り歩くパレード、流しそうめんをしながら弾き語りの"流し"が現れる島フェスコラボステージ、グッバイのナカヤマとラヂカセのヒデさんとやるスリークールキャッツ(今年はプププのタツヤくんと別のユニット)も、どれも楽しくやらせてもらってる。でも、やはり、自分のバンドでのライブが、1番楽しい。それは解散が決まってても、この名義で最後の下北沢にてかもしれないけど、変わらない。自分のバンドのライブが、1番みて欲しい。
粋な計らいなのか、行き過ぎた愛情なのか、分かりませんが、僕らは今年の下北沢にて、トリをやらせてもらう。もちろん、THEラブ人間と出番がかぶってる。他も然り。なんじゃこりゃ!やべえ!って正直思った。けどやるしかない。いつだって最初で最後。初めて見たのが下にてで最後でも良いし、最後に見るのが下にてでもいいよ。なんでもいい。見に来てくれたら、たくさん汗かいて、一生懸命歌うね。
明日(今日だけど)街ですれ違ったなら、声をかけてくれ。楽しそうな顔で話かけてくれ。心配はご無用さ。こっけはとても前向きだから。楽しい話をしよう。未来の話をしよう。SNOWで写真撮ろう。お祭りなんだからね。悲しい気持ちはいらないよ。そこんとこよろしくね。
俺の最後の下北沢にては、パレードから始まるよ。(嫌がられても来年も出るけど) 無料ステージのところに正午に集合ね。
たまたま同じ日に、ワンマンライブがある、シンガロンパレードとハラフロムヘルの成功も願ってます。行けなくてごめんね。
良い一日に、しよう。
こっけ
バンドってやつ
THEこっけんろーるBANDが決まっているライブをもって、解散になる。
2012年に僕が当時組んでいた"うすしお"というバンドが解散になった。2009年の年末のRO69JACKで優勝。全国流通のミニアルバムをリリース。当時大学生だった僕は、ああこのままバンドマンとして有名になって武道館とか横浜アリーナとかでロックしていくんだろうな、とか、まじで思っていた。そうやって親も説得した。いわゆるシューカツはしなかった。ロックに就職、そう思っていた。実際にそうなったかどうかは分からないまま、バンドは解散した。
うすしおの最後のライブが2012年9月30日@新宿JAM 台風の日だった。この日の打ち上げで、こっけんろーるのプロトタイプのバンドが結成された。当時OLD JOEのBa.カメヤマケンシロウとうすしおのサポートで叩いてくれていたDr.柿内宏介と僕の3人でスタジオに入ることになった。すぐにメンバーが見つかるってのは、嬉しかった。
2012年12月30日@下北沢Club251 こっけ&THEこっけんろーるBAND という名義で初ライブだった。そこから約4年間。色々あった。
会場限定盤DEMO(僕自身もホンモノ持ってない)を作ったり、レコ発したり、猪苗代ヒライテルFES、出れんのサマソニ!?にみんなの投票のおかげで出れたり、モーモールルギャバンのワンマンのO.A.で京都磔磔でやったり、初ワンマンソールドアウトできたり、影山がぬけたり、スリーピースになって東京パピーズとリーガルリリーと共同企画オセカドやったり、遠征呼んでもらったり。
どんなことあっても、乗り越えられると思ってたし、乗り越えて来ていると思ってた。前に前に、進んでいると思っていた。
でも、それは、みんなの気持ちではなかった。壁を乗り越えれば乗り越える度に、癒しきれない傷、持ちきれない荷物、捨てられない宝物、忘れられない夢、色んなものを選択してる中で、それぞれの気持ちってのは生まれてくるものだから。
それでも続いていくバンドもいるし、続かないバンドもいる。"バンドは生きものだ"とよく言うけれど、もちろんそうだけど、バンドを作っているメンバー1人1人が生きものなんだ。それぞれの人生があって、その中で1つになって続いていくものだ。分かってはいたけど、分かってはいなかった。ごめんね。
僕はもう、バンドは出来ないかもしれない。バンド編成でのライブはやりたいけど、バンドは出来ない。それだけ特別なもんなんだと思う。バンドってやつは。これからは僕が、僕として、1人だけど、精神的には、バンドとして、音楽を続けていくんだ。とても心細いけど、不安もあるけど、その分楽しみなことも多い。
今まで一緒に色んなことしてきたメンバーも、お客さんも、友達も、家族も、みーんな、本当にありがとう。そしてこれから先も、一緒に色んなことしていきたい。一緒に見たい景色があるよ。引き続き、よろしくっす。
全てのバンドってやつに、
最高のリスペクトを込めて、
そしてこれからの僕を含むみなさんの、
素晴らしい未来を願って。
2016.11.12
こっけ(THEこっけんろーるBAND)
20000字インタビュー風
3月一杯でギター影山昇太郎が脱退。その中で4月5月6月と共同企画を控えているTHEこっけんろーるBANDのGt&Vo.のこっけに、今の心境とこれからのことを、プライベートでも交流のある中村(本名)が聞いてみた。(風にブログにまとめてみた。)
「手前味噌ながら最高の企画だと思ってます。」
- 東京パピーズとリーガルリリーと共同企画ということで、個人的にもとても楽しみなんですが、どういうきっかけで共同企画に行き着いたんですか?
[こっけ] (以下[こ]) - 元々パピーズとはライブハウスで2年前くらいに知り合ってそこから仲良くしててね。やってることも、近からず遠くない感じでやってるし、それこそ日本語で歌ってるし。太郎ちゃん(東京パピーズVo.)は僕の前やってたバンドを出会う前から聞いてもらってたってこともあって。まあ簡単に言うと仲が良かったんですよ(笑)
- 相変わらず、口下手というか、回りくどいというか。。。(笑)
[こ] - すみません(笑) でまあ色々話している中で共同企画の話が出まして。今流行っているシティ系の音楽とかとは別のところにいる僕らが、そういう状況の中で自分の音楽的なポジションを確保していくのって、結構骨が折れるというか、心が折れるというか(笑) 1人じゃしんどいよねってことで。一緒になんかやってみますか?って感じですね。
- 近い部分、ありますよね。僕もパピーズとこっけんろーるは合うなと思います。そこに、リーガルリリー。
[こ] - そう、リーガルリリー。なるべく広い幅の年齢層を巻き込みたかったんです。個人的に。まあ年齢的には僕が一番上なんですが、その5個下が太郎ちゃんで、そのさらに4~5個下がリーガルリリーと。3世代で。
- こっけさんとリーガルリリーは10個違うと(笑)
[こ] - そうなの(笑) ちょっとへこむよね(笑)
- まあでもこっけさん、童顔だから(笑) 大丈夫(笑)
[こ] - 慰められても!(笑)
- (笑) 3世代ってのはすごく良いですね。周りから固めていこう的な。幅広く。
[こ] - 手を広げて、逃げる羊たちを追い込んでいくイメージで(笑) (腕を広げて説明)
- (笑) 今回の企画の来場特典で「オセカドコンピ」という音源が手に入るということで。
[こ] - そうなんです。代表3バンドの各ボーカルがそれぞれの曲をカバーしてる音源で。こないだレコーディングしたんですが、これがまたいいんですよ。とても。ほのかちゃん(リーガルリリーVo.)の歌う僕の曲「また今日もあの子と話せなかった」が4月の特典音源なんですが、最高ですよ。
- 脳内再生の感じは最高ですね。こっけさんは何歌ってるんですか?
[こ] - 僕は4月編は東京パピーズの「道」という歌をカバーしました。前にパピーズの企画音源で「ランデブー」って曲をカバーしたことをあったので通算2回目でしたが、相変わらず、キーが高い(笑)
- (笑) 太郎くん、声の印象とは別で、結構キー高いですもんね。こっけさんが歌ってるの、楽しみにしています。
[こ] - 5月編はリーガルリリーの曲をカバーするんですが、それも合わせて楽しみにしててください!
- 4月のゲストのパノラマパナマタウンも楽しみですよね。ナイスブッキング!
[こ] - 最高だよね。あらゆるコンテストに入賞/優勝して勢いあるしね。パノパナも2年前くらいに紹介で知り合って、そこから僕らもパピーズも何回か対バンしてたので。さそうならここしかないね!という。
- リーガルリリーとの絡みも、新鮮で楽しみですね。
[こ] - 本当、手前味噌ながら最高の企画だと思ってます。
- 絶対行きます!
「2人に負けないように歌を一生懸命歌う」
そのタイミングで、Gtの影山さんが脱退して3ピースに編成が変わるっていうのは、こっけさん自身、どういう心境なんですか?
[こ] - 今年の1月24日に初のワンマンを新宿red clothでやらせてもらったんですが、おかげさまでソールドアウトになって、たくさんの人に来てもらって。影山的にはそれがひとつのきっかけだったんだろうな、ってのはありますね。元々シンガーソングライターで、バンドのフロントマンもやってたんで、自分のやりたいことやりたい!自分のワンマンを!って思ったんだと思うんですよね。
- 影山さん、良い曲、書きますからね。歌も良いし。
[こ] - そうそう。だから僕も一緒にやりたいって思ったしね。前々からそういう話(自分の音楽をやりたい等)はあったんで、今回も驚きはなかったんだけど、これまでとはちょっと違ったっていうか。何周もすることによって生まれる説得力というか、僕もすんなり納得してしまった。「あ、本気なんだなー。」という感じ。
- なるほど。残念ではありましたが、影山さんのソロの活動も楽しみです。
[こ] - 僕も楽しみにしてます。お笑いもやるって言うしね(笑)
- それ聞いた時、びっくりしました(笑)
[こ] - それに関しては、僕も驚いた(笑)
- (笑) でもその後に誰か別のギターを入れるってのは、考えなかったんですか?
[こ] - 考えたし、実際にギター候補の人と4人でスタジオにも入ったりしたんです。でもなんか違和感があって。その違和感ってのは「あ、影山じゃなきゃだめだ!」とかそういうのとは違うんですけど。3人でいいんじゃないか、というより、3人の方がいいんじゃないかなって、思ったんです。みんなで相談してて。
- 具体的にお伺いしてもいいですか?
[こ] - 今まで4人で曲を作ってる時って、やっぱりそれぞれ何かをしてないと!っていうのがあるんですよ。同じステージに立ってるのに、一曲何もせずに突っ立ってるみたいのって変だし。だから無理矢理でもそういうアレンジになる。
- なるほど。
[こ] - でも3人で曲をアレンジしていこうってなると、語弊が無いように願いたいんだけど、すごく「シンプル」になるんです。もうそれしかねえ!みたいのが、分かりやすくなるんですよね。簡単になるって意味ではなくて、すごくはっきりするんです。やるべきことが。
- それぞれが主役になれる、みたいな感じですかね。
[こ] - まさにそう。その役割を果たすことができれば、ね。それぞれが。ほんでかっきー(Dr.)とケンシロウ(Ba.)は十分主役を張れるプレーヤーなので。誰が一番になるか!バチバチな感じで曲をやる!みたいな。んで僕は2人に負けないように歌を一生懸命歌うと。歌を聞いてもらうぞ、っていう。それぞれやることがシンプルになる。
- なるほど。ちょっとイメージが湧いてきました。影山さんが弾いてたリフとかフレーズみたいなのは、どうするんですか?
[こ] - どうしてるかってのは、見てもらうまでのお楽しみにしてて欲しいんだけど(笑) 残ってるところもあれば、無くなってるところもあるし、だけど「4人の方が良かった」って思われたらマジで負けなんで、そこは自分たちにムチ打ってやっていかないとと思ってます。まだ本当に僕ら3人しか知らないんで、この編成のこっけんろーるは。不安っちゃ不安ですけど、みんなの反応が楽しみな方が強いかな。
- 企画遊びに来いよってことっすね(笑) こっけさんギター弾けますしね、そもそも。
[こ] - いやいや、全然弾けないよ(笑) めっちゃ練習してますから(笑)
- 楽しみにしてます(笑)
[こ] - プレッシャー、大歓迎です(笑)
- ガンガン煽っていきますわ(笑) こっけんろーるの今後の動きみたいのがあれば、お伺いしておきたいのですが。
[こ] - とりあえず3人編成でライブたくさんやって、6月までの共同企画を成功させて、イメージ的には夏くらいにレコーディングとかして、年内全国流通盤をリリースできたら最高ですね。誰かCD出させて下さい!(笑)
- 音源はマジで出して欲しい(笑) フルアルバム全国流通、期待してます。
[こ] - はい!がんばります!
自作自演のインタビューに付き合ってもらってありがとうございました。笑
ということで、みなさま4月28日から始まる3ヶ月連続企画、待ってるよ!
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