土曜日の夜
そうだ今日は、今は土曜日の夜だ。完全に。
いい顔して酔っ払った人達がそれぞれの最終電車でお家に帰る井の頭線の匂いが、土曜日の夜のそれだ。好きとか嫌いとかじゃないけど、酒くせえ。
喫茶店に入ってコーヒーを飲むのに¥550。コンビニのひきたてコーヒーを飲むのに¥100。俺はどちらも美味しいと思って飲めるけど、喫茶店に入って飲むコーヒーにはそれ以上の価値が、当たり前だけど、あるんだよ。時間と場所が大切さ。
まことに勝手にファンであり、ライバルであり、友達だと思っているそいつと飲んだニレブレンドはいつもよりも味が分からなかった。緊張してたからだとは思う。友達に緊張すんなよ!俺!とは思ったけどその感情に嘘はない。
日付的には三日前のそのコーヒーの時間と場所はとても有意義なものだった。少なくとも俺にとっては。あいつにもそうだといいんだが。雪がなくなったら行くね、北海道。
週末は怒涛だ、いつだって。渦巻いてるその中にいることもあれば、外から見てることもある。のんびりした週末はたぶん、今後、そんなにないんだろうけど、俺はいつだって君と一緒に罪悪感感じるくらいのんびりだらだらしたいと考えている。平日でもそれが僕らの週末になればよい、みたいな気持ちだ。が。
いかんいかん。目をそらしてはいかん。やらなきゃいけないことは山積みだ。いつだってそうだ。明日から本気出すにしても、やらなきゃいけないことからは逃げられないぜ俺よ。
いろんな気持ちや感情がたくさん溜まっているので、たくさん曲をかかなきゃな、というか、かきたいな、と思ってる。"これからのこっけ"をしっかり残していかないとな、と。考えながら五億年ぶりにおうちに帰る(くらいの気持ち)終電で日野に向かっている電車内。日野はここより後2〜3℃低い。 #いいぞ日野
明日も週末。かたしょの誕生日。いろんな人に会えそうでワクワクしている。今日とても良いライブを見せてくれたCar10を聴きながら帰る、そんな土曜日の夜。おなかすいたしみちゃ眠いぜベイビー風邪引くなよみんな。
10年前の君へ
先人達が残してくれた、たくさんの素晴らしい音楽のおかげで、今日も俺は、なんとなく満たされない虚しい気持ちを、なんとなくやり過ごせている。いつだってそうだった。10年前の俺もそうだった。
10年前にも聞いていた曲を聴いて、同じように、そして新しい気持ちで、感動できるって素晴らしくないかい?音楽、歌、CD、レコード。そこに録音されたものが、時間や場所をこえて、耳に注がれた時に、言葉では説明出来なかった気持ちが、言葉では説明できないまま、脳みその中で感情や思い出と混ざり合って爆発するんだ。
10年前の俺よ。10年前の君よ。
安心して。君は向こう何年も、音楽で感動できるし、今信じている気持ちは、決して間違ってないよ。
と、10年前の僕らを肯定出来るような、今を過ごしたい。と、10年後も思っていたい。
いつだって、こっからだよな?
■
忘れられるのは辛い
暗い夜に口ずさめる歌がある
それだけでオーライ
深いところに思い出せる人がいる
いつでも会えるから
いつまでも会わないし
いつでも会えるのは
いつまでも続かない
これが最後と分かっていたら
そんなこと言いたくはないけど
最初から別れること考えて
出会う人なんていないのに
また繰り返してしまう
いつでも言えるから
いつまでも言わないね
ありがとうとごめんねを
今すぐに伝えたい
あれが最後と分かっていても
同じこと言ってしまうんだろうな
泣かないぞ、男なんだ
後悔は先に立たずだが
なんでかな 止まらないや
それでも前だけを向いて進め
そりゃ泣くわ
俺は泣く。泣くってよりかは、涙が流れてくるというか、溢れてくるというか。昨日はずっと泣いていた。ほんとにずっと心が震えていたよ。
11/7@下北沢BASMENTBAR タイのバンドThe Driversのリリースパーティーだった。
彼らと出会ったのは2年半くらい前のBASMENTBAR。日本でライブしたいと言われて、いいよ!来なよ!って言って共演した。そのあとも日本にたくさん来てくれて、次はタイに呼んでくれた。俺とWalkingsと音の旅CREWとパラリラのジン。7日間のタイツアーは忘れ難いものになった。このメンツで日本でやろうとなって、去年の夏に実現。そして昨日が続いていたストーリーの、総まとめだった。
それぞれの音楽がより磨かれてアップデートされていた。もちろん俺も、今の俺を見てよ!って気持ちで演奏出来た。よかった。音の旅CREWは来年活動休止になる。"タイの7日間のツアーは本当に最高だった"とぺぺがMCで言った時らへんから、気付いたら泣いていた。 噛みしめるようにライブ楽しませてもらったわ。ありがとう。
The Driversのライブが始まってからは、もう涙でぐちゃぐちゃだった。止まらねえ止まらねえ。だって、日本で、たくさんの人の前で、最高の演奏してて、知らない人とか関係なく、みんなでシンガロングしてるんだよ!!考えられる?想像をはるかに越えていたよ。こんなことってあるのかよ!って。音楽の力、人と人がつながる力、をひしひしと感じたよ。
たまたま知り合ったタイの人。そこでつながったWalkingsがレーベルを持ってて、日本でリリース。風が"俺はこの日を2年半待ち続けていた"と言った。俺もそうだ。この話をしらない人も、私も待ってたんだと思う、と思わせるような、そんな日だった。そりゃ泣くわ。
明日の京都nanoのツアーファイナルも、きっとそういう日になるはずさ。待ってておくれ。
The Driversとツアーファイナルと下北沢にて
ツアーファイナルも迫る中、日々の暮らしは止まらずに過ぎていき、その中でも溢れるものが溢れる日もあり、ツアーが終わった後の近未来もどんどん迫っている。すでに師走。師走っている。なんのひねりもないタイトルすみません。
まずは明日。タイからの来日バンド The Driversのリリースイベントに出演します。2年前にたまたま知り合って、お互いの国をまたいで演奏して、まさか日本でリリースするだなんて、当時は想像もしてなかったよ。一緒にタイに行ったWalkingtと音の旅CREWとパラリラのジン。音の旅CREWとは、おそらく、活休前最後の共演。ストーリーがあるイベントは、いい歌を歌わせてくれる。今からでも遅くない。待ってるよ。俺は19:00〜
ツアーファイナルは11/9京都nano。嵐のレコ発から約1ヶ月半。これも一緒。ストーリーしかない。最高の歌を歌えるんだ、ツアーファイナルってのは。モグラさんとのストーリーも交わるしね。こりゃもう。最高。この日に色々解禁することあるので、そちらもチェックしてくれよ〜
そしてこれが下北沢にて。毎年色んな形で関わらせてもらってる下北沢の街全体を使ったサーキットイベント。なんて日だ。こんな日が年に1回あるってだけで、生きのばしたくならないか。俺はなるな〜。今年は個人的に見たいアーティストたくさん。ピーズのハルさん。関取花ちゃん。俺はバンドセットだし、言うことなし。チケットは毎年ソールドアウトしてるから、みんな急いで買ってね。お気に入りのレコードショップの閉店セールに、整理番号の列が長過ぎて入店を諦めたりしたくないでしょう。それと同じさ。決めちゃおう、今。
eplus.jp/shimokita18/
2018年ももうすぐ終わるけど、なるべく日々のことも含めて、取りこぼさないように記していきたい。忙しい日々でもたまにはさ。思い出してさ。
終わって始まって、始まって終わる。
また始まって、また終わる。
それでも、続いていくんだよ。
10/26K.D.ハポンと10/27いろは
周りの友達の噂やらSNSやらで耳にしてから、ずっと行ってみたいと思っていた。まず名前が最高じゃないか。ハポン。くすりちゃんの企画"おくすりのめたね"に呼んでもらった。
名古屋は今年に入ってたくさん行ってて、それはsunsetBLUEというところね。とてもお世話になっている、俺と同い年の水嵜くんが店長のお店。同じ名古屋でも、歌う場所によって、それぞれ違った良さがあるし、そこでしか歌えない歌があるような気がしている。
とてもワクワクしながら歌えた。秘密基地みたいでさ。スタンドバイミーみたいな気持ちで歌えたよ。スタンドバイミー歌えばよかったな。
くすりちゃんのバンドセットはとてもよくて、おしゃれなアレンジでかっこよかった。恐るべき才能だ。
終わってからは大好きな仲居陸に、お家に泊めてもらったりお風呂に連れてってもらったり。とても楽しかった。日々サバイバルってことやな!!ブルースプレイベイベー!!
アンコールで3人で歌ったオーシャンゼリゼは、本当に聞かされてなかったけど、あの日のハイライトだな。
翌日四日市。Kazさんという方といろはの共同企画。俺のこと知らなかったのに誘ってくれたKazさんには感謝。もちろん店長ゴウさんにも。対バンだったしね。
初めましての人が多い中で歌うのはやっぱり緊張する。ってかまあ毎回緊張するんだけどね。ごあいさつ だものね。でも楽しく歌えました!
いろはにくると飲みすぎる。緊張してるせいなのか分からんけど、出番終わって飲んで、眠くなる。家っぽいからかな。めっちゃ漫画置いてあってさ。あったかいし。カリー河は最高。
この2日間は初めて聴いてくれた人がCD買ってくれたりして、初めましてといつもありがとうをたくさん感じたライブだった。新しく繋がれる人がまだまだ世界中にたくさんいるんだね。気に入ってくれるといいのですが。
さあさあ迫ってきた9回裏。11/9@京都nano。たぶんすごい日になるよ。みんな楽しみに待っていてね〜〜
知らない匂い
10/21@下北沢BASEMENTBAR&THREE
愛すべき龍ノ平のレーベル設立&誕生日パーティーは、彼の立ち上げたレーベル名"HUNGRY OVER RECORDS"の名に恥じぬライブだったと自負している。楽しすぎて、飲み過ぎた。改めておめでとう龍ノ平。
レーベルとか事務所とか媒体とか業界とかオトナとか、何年関わっても、いまいちよく分からねえけど、身近な人がそうやって何かを始めることはとてもハッピーなことだよね。応援してます。どう応援するかは、いまいちピンと来てないけど。
例えば俺のことを応援してくれてる人って、勘違いでなければたくさんいてくれてると思うんだけど、例えばライブに来てくれたら嬉しいし、CD買ってくれたら嬉しい。超応援。話聞いてくれる、相談にのってくれる、これも嬉しい。超応援。じゃあそれをしてくれなきゃ、応援してくれてるってことにならないのかといったら、まあそんなことない。どんな風でも気にしてくれてたら俺は嬉しい。嬉しくないわけない。ツイッター、フォローしてくれたら嬉しいし、むしろ見てくれたら嬉しい。ブログ、たまに読んでくれてたら嬉しい。でも見てるよ!って言ってくれたら、もっと嬉しい。いいね!してくれたらもっと嬉しい。もちろん、そりゃそうだ。でも大事なのは、気持ちでいい。気持ちがあればいい。でも欲を言えば、気持ちは、何かしらで伝えて欲しい。なんの話だ、これ。応援してる話だ。俺が龍ノ平含め、周りの好きな人たちのこと、応援したい気持ちあります!ってことだ。宣言しとこ。今色々書いてたら、俺が出来ることもっとあるなって思った。やってみよう。
https://twitter.com/hungry_over/status/1053933857165066241?s=21
"ヘビーなボーイ"という割と新しめの曲があるんですが、俺はやはり重たい男らしい。そういえば自分でそう思ったこともあるし、昔付き合ってた女の子にも言われたことあるな。付き合えなかった女の子にも言われたことあるわ。笑
今の応援してるしてないの件も、客観的にみたら重いわな。笑 そんな考えすぎなくてええやん!みたいな。今日シンガロンパレードのみっちーに『考えすぎだよ〜』って言ったの、あれ、俺だわ。俺のことだわ。ごめん。笑 でもみっちーは『そういう俺(バンド)やねん』って言ってた。かっけえ。抱いてくれ。
閉店まであと15分。ラストオーダーギリで飛び込んだ某焼き鳥チェーン居酒屋。あま〜いソウルでエモくなってしまった俺は一杯飲まずにはいられずに、駆け込みビール1杯とちょっと。
きっと今は知らない匂いの街で、知らない匂いの服を着て暮らしているあの子を思い出したりしてる。重たっ。(体重52kg)
おやすみなさい